お薬手帳って何？必要あるの？

お薬手帳の説明と必要性

さっそくだけど、お薬手帳って何？

お薬手帳は医師、歯科医師、薬剤師がお薬手帳の所有者の薬歴を知ることにより、重複投与・相互作用を確認して、薬を安全・適正に処方、調剤するために使用するものじゃよ。

よく分からないです。

ちと難しかったかの。
つまり、ひとりひとりの薬の記録で、今までに飲んで相性が悪かった薬や現在や過去の薬の服薬状況を記録しているものじゃよ。

ふむふむ、つまり自分自身の薬のカルテみたいなものやね。
なんで必要なん？相性悪かった薬もあるけど、なんとなく覚えてるし、それ言ったら大丈夫なんちゃうの？

相性悪かった薬の名前や用量を正確に言えたら良いのだけど、なかなかそれは難しいじゃろ？
例えば抗生物質で蕁麻疹が出たと覚えていてもたくさんの種類の抗生物質があるから、薬を処方する方が判断ができなくなったりするのじゃ。

なるほどー。
でもそれだったら、副作用が無い人は必要無いんじゃないの？

薬は飲み合わせが悪い組み合わせがあったり、この病気の人はこの薬が使えないというのがあるから必要なのじゃよ。
ずっと一つの病院やクリニックだけに行くわけではないじゃろ？

たしかに近所の耳鼻科にも行くし、歯医者にも行く。病院に行くこともあるなー
必要性は分かったけど、最近はアプリもあるしそれで良いかな？

難しいところじゃな。
アプリがあれば普段の病院や薬局に行くときは十分じゃ！
でも１０年前の東日本大震災の時に通信ができなかった時に紙のお薬手帳が活躍したこともあり、有事の際は紙のお薬手帳が役立つということもあるから、アナログのお薬手帳が完全に不要ということは無いんじゃぞ

うーん・・・ほとんどアプリのお薬手帳で良いけど、有事の際はアナログの需要もあるのか！
要するに自分の薬についての状況を医療スタッフに伝えたらいいんやね！

分かってくれてようじゃな！
明日からは、病院や薬局に行く際はお薬手帳を持っていくんじゃぞ！